新春を寿ぐ、お正月専用甘酒で糀初め
お屠蘇（とそ）、現代においてはあまり聞き馴染みの無い言葉かもしれません。数種類の生薬や薬草を、日本酒や味醂に漬け込んだ薬草酒のひとつです。
家庭でお正月準備としてこれを仕込み、元旦に家族そろっていただく習慣がありました。
「一人これ飲めば一家苦しみなく、一家これ飲めば一里病なし」と唱えていただき、新しい年の健康と幸福を願う縁起ものです。
もともとの「お屠蘇」はアルコールを含む飲料ですが、当店の「糀・お屠蘇」はこれをノンアルコールの甘酒で表現しました。原料に使われている生薬は「山椒果皮、みかん皮、桔梗根、浜防風、桂皮、おけらの茎葉」。なんとも飲みにくい印象を受けるかもしれませんが、一番強く感じるのは桂皮（シナモン）の香り。
少しスパイシーでエキゾチックな印象は受けますが、シナモンの効いたチャイのような味わいです。
毎年、12月13日（正月事始め）からの販売、製造数量売り切り次第完売となる商品でございます。
生薬という特殊な原料を使用しているため、その流通量も少なく、事前から予約をして調達しています。好評だからと言って急遽の増産はかなわない商品ですので、販売しているうちにお求めくださいませ。
商品の購入はこちらのページからご案内します。