秋限定 香ばしいほうじ茶を加えた糀ドリンク
当店に秋の入り口を告げるのは、ほうじ茶をブレンドした糀甘酒です。
糀との相性を考え、いやな苦味がでないように特別に焙じた国産茶葉を使用。その味わいは、さながら和のエスプレッソ。
ほうじ茶特有の香ばしさが糀の甘さに加わることで、甘みの感じ方もマイルドになり、少し大人のビターな味わいです。
温めて召し上がるとさらに芳醇な香りが引き立ち、また豆乳を加えてラテ風にしていただくのもおすすめです。
秋の夜長、読書のおともに、敬老の日の贈り物に。秋限定の糀ドリンクです。
ほうじ茶の誕生
今ではお茶を煎じて飲むだけでなく、「ほうじ茶ラテ」や「ほうじ茶チョコレート」など幅広い世代に浸透しているほうじ茶ですが、
その歴史は昭和初期の大不況のあおりを受けて誕生したと言われています。
当時は昭和恐慌によりお茶が売れず、大量の在庫を抱えていたそうです。
お茶の保存技術はまだなく、お茶は茶箱に入れて倉庫におかれたまま。
すぐに劣化してしまい、売れ残ったお茶は処分するしかありませんでした。
そこで、お茶をより長く保存できないかと焙煎したのがきっかけで、ほうじ茶が誕生したのです。
しかし、ほうじ茶ようなお茶は明治や大正時代には既に存在していたと言う説もあります。
ほうじ茶の歴史について、公式の文献は残されておらずその起源は謎の部分も多いようです。
リラックス効果を持つ魅惑の香り
ほうじ茶の魅力といえば、その芳ばしい香り。
ほうじ茶特有の良い香りは、科学的に説明ができ、「アミノカルボニル反応」によるものだそうです。
茶葉に含まれる成分のアミノ酸と糖が熱に反応し、茶葉が茶色に変化する化学反応により香ばしい匂いを生成しています。
すき焼きや蒲焼、ビスケットやパンなどの匂いもこの反応によるものです。
「アミノカルボニル反応」によって、ほうじ茶の芳ばしい香りを生み出す「ピラジン」という成分が発生します。
この「ピラジン」はリラックス効果が期待でき、精神の安定、血流促進、冷え性の改善にもよいと言われています。
そんな多くの効能が期待できるほうじ茶を飲みやすい甘酒とブレンド。
秋が徐々に深まり冬へと向かうこの季節、
是非温めて豊かな香りを楽しみながらお召し上がりください。
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