発酵ライフを楽しむ方は、自宅で何でも作られます。
糠漬けに塩糀、キムチに始まり、味噌まで作れれば充実の発酵生活。
アルコールを作るのには法律的に注意が必要です。
そんな中でも甘酒は、比較的簡単に、短時間で手作りすることができますので、発酵ライフの入門編には非常におすすめの食品です。
【米糀甘酒の作り方~自家製編~】
<準備するもの>
・米糀(一般の食品スーパー等で買うことができます)
・ごはん
・水
・ヨーグルトメーカー(もしくは炊飯器でも可)
・温度計があると尚よし
<手順>
①ご飯を炊く
②適温に冷まします
③米糀を混ぜ、水を入れます
④ヨーグルトメーカーを60度でセットし、6時間置いておきます
炊飯器の場合は③を入れ、蓋をせずに濡れ布巾を掛け、保温モードで6時間
⑤加水して甘みを調整して完成!
※冷蔵庫で保管して1週間を目安に飲んでください。
【甘酒が甘くならない場合】
思うように甘くならない場合は、米糀と炊いたお米を混ぜる段階で糖化酵素が失活してしまっていることが考えられます。
糖化酵素は温度が高くなりすぎると失活して働けなくなってしまいまうので、
③の工程でご飯をよく冷ましてから米糀を混ぜましょう。
【甘酒が酸っぱくなってしまう場合】
酸っぱくなってしまう場合は、空気中には多数の雑菌が混入し、悪さをした可能性が高いです。
60度前後の環境はそういった雑菌も繁殖しやすい条件が整っています。
事前に道具をしっかりと洗いましょう。
【イメージしていた味と違う?】
米糀の種類を変えると、味わいも変わってきます。
米糀はスーパーや通販でも手に入れることが出来るので、
様々な米糀を使って試してみて、ご自分のお好みの味を見つけてみてください!